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「…分かりました。」
管を持ち、頭に流れた文字を言葉に出す。管が開き、ピクシーが出てきた。
「探偵さん、呼んだ?」
「探偵…?私の事ですか?」
「うん。」
「あの…私、サブウェイマスターを担当しているノボリという者なのですが…。」
ピクシーはキョトンとした。
「『ライドウ』じゃないの?デビルサマナーさんじゃないの?」
「あの…『ライドウ』とは何者で、デビルサマナーとは…一体何なのでしょうか?私には、何がなんだか…」
「初心者だったのね!なら教えてあげるわ!」
…………。
「はい!これを胸に着ける!」
刀、銃を武装し、管を携えた白い何かを着けさせられた。
「完璧!これで凶悪な悪魔とも戦えるわ!」
こんな平和な場所に、悪魔なんているのか疑問だが、説明もわかった。全てわかった。この刀で何を切るか、この銃で何を撃つかを。見慣れた人やポケモンじゃない、化け物を切る事、撃つ事。それが私のもう一つの役割となった。
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