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主人公こと、神凪葵(かみなぎあおい)は死んだ。
死因は幼女をかばっての事故死。まったくもってテンプレすぎる死因な訳だが。そんな彼は今、家具や壁紙、全てを白で染め上げた部屋にいた。
「ここは、どこだ。とにかくだれか来るまで待ってみるか。」
そう言うと葵は躊躇なく置いてあったソファーへと座り、足を組み、なんとも偉そうな態度で座っていた。
「それにしても、俺は死んだのかー。そーなのかー」
(まあ、幼女をかばっての名誉ある死だ。気にすることはない。なにもない。強いて言うならば、やり残したギ○ルゲーとクリアしてないファイナルな物語と集めきってない漫画と、読み切ってないラノベと、プレイ途中の東方○形劇に……)
「多い!多いよ!未練たらたらじゃないか!強いて言うならとか言ってるくせにどんだけあるんだよ!」
突然現れた青年。金髪に蒼い瞳、そしてイケメン。
外人?
「なんて流暢な日本語。日本人だとしたら、ただのDQNでしかない。染めてカラコンとか、考えられねぇwww」
「ひどいね。これ地毛だから、瞳の色も地だよ!」
そーなのかー
「そーなのかー」
ちなみにこの人は一応神さまなんだって。
「ちょっと!?何紹介してくれちゃってんの!?」
「やっぱり神様か。という訳で転生よろしく!」
好き勝手に進めるぜ!
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