王道は避けては通れない!?

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「ここはどこだ?森の中?」 あたりを見回しても目に入ってくるのは木、木、木、所謂森って奴。木が三つだから森か。 「こうして漢字ができたんだね。」 しらないけど。 「とにかく、良く分からないうちに仲間になってるわけだけど。一応言っておく俺は神凪葵だ。極度のチートは使わないつもりで行きたい。」 「分かっているとも。一応僕は作者の欲望から生まれた存在だからね。チート者の小説って面白いけどやり過ぎるとつまらないって嘆いてたから。」 「あー分かるわー。それは分かる。」 それから一時間くらいチートについて話し合った。 転生して始めてした事がこれだよ。 「さてと、それじゃあ、行くか!」 葵がなんだか張り切っている。王道的に森を抜けて町に行くんだろうな。 「いいけど、それだとフラグ建設することになるよ?」 「そうだと思っていたところだ。けど、王道だろ?」 王道か…… 「仕方ないね。」 僕たちは、どっちに行けば出れるかわからないけどとにかく歩き始めた。 「そろそろ、抜けれるはずなのになぁ。」 「そうだな。やっぱりフラグ機能か?」 「ま、そうなるね。」 森を歩くこと二時間程。転生してから三時間たったけどそろそろかな 「きゃあああああああ」 丁度進行方向から聞こえてくる悲鳴。そして感想が 「「おお、お約束お約束」」 なんて遊んでないで急ぎましょう。 数分走るとそこには若干エロティックな感じに服が破けた少女と 「こいつは、ドラゴンか?」 「しかも上位種だね。」 真赤なちk…もとい鱗のドラゴンがいた。
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