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王都アストライア。
そこは、活気に溢れたいい街だった。
「流石は王都。活気があるね」
「すげぇ」
葵が驚きのあまり⑨化している。
あぁん、だらしなぇな。
「さ、行きましょう。後でご自由に見回ってかまいませんが、今はお城に来てください。」
強制イベントですね。
そんなわけで僕たちは城を目指して歩き始めた。
まあ、街ゆく人全員からなんだかすごい見られてたよ。
仕方がないか、こっちでは黒髪は珍しいし。皆見るよね。
※銀髪はもっと珍しいです
しかも前を歩くのは姫様と、これはやばいね。
どうしてやばいかって?
「おい貴様ら!そこで何をしている!姫に近づくな!」
こうなるからさ
「近づくなって、言われてもねぇ」
「そうだな。俺たちは城に招待されているわけだから仕方がない。」
本当のことだけど、
「そんなはずがあるか!姫を脅して城に入るつもりだったな!」
こうなるんだよねぇ。
シェリアは本当のこと言おうとしてタイミングのがしてるし、仕方ないからおとなしく捕まっておいて。後で痛い目見てもらいますか。
「しょうがねぇな。分かったよ。素直に連行されるさ。」
「そうだねぇ。僕らの無実はそのうち証明されるだろうしね。」
と、言う訳で、あからさまに無実の証明お願いします。という意味を込めた発言をして僕らは捕まった。
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