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たまに人間は予想を遥かに(略)
歩いてると、ふと空を見上げる。
空は雲が泳いでいて、水色の綺麗な純粋な色をしている。
空は宇宙なんだよな?宇宙って果てしなく続いていて、今も広がっている。
何時かは限界を迎えて、宇宙は一瞬で滅びるらしい。
なら、今地球人が何時かは地球は滅びる!って騒いでも、宇宙が限界を迎えたら、地球も、他の星も一瞬で滅びる。
難しく考えても、何も答えは出ない。
ふと、空から目を離せば人間が作り出した、建物、道路が目に入る。
この星は圧倒的なる力で、人間は他の生き物達を押さえ込んでいる。
ライオンだって人間の銃には勝てない。
同じく鮫だって、ハイエナだって。
神様は何のために俺達を生んだのか。
元は恐竜が支配していたこの世界。
一回神様はリセットして、人間を作った。
自分達は偶然に生まれただけの生物かも知れない。
だから俺達はライオン達と命の価値は同じだし、牛や、豚だって俺達と同じだ。
でも人間は世界の中でも強い方に分類される。
だから人間はペットや家畜とか、他の生き物を従わせている。
神様から言わせたらおかしな話だろう。
俺達人間は特別じゃない。
ただのネズミから猿が生まれたように、ただ偶然に生まれただけで、俺達が世界をどうこう出来る事ではない。
戦争をする権利だってないし、森林を伐採する権利も持ってないし。
自分の生活が楽になるように、建物を建てたりする事なんて、きっと許されていないはず。
ライオンだって楽に生活したい、犬だってペットで終わりたくない筈さ。
いっそ、俺達が従わされていたかも知れない。
もし、神様が俺達に何かを建てたりする力を剥奪したら、きっと人間はただの猿より頭が発達した動物というだけだろう。
そしたらライオンやハイエナに簡単に敗北するだろう。
初めて自由を奪われた時、人間はどうなるだろうか?
空をもう一度見上げる。
答えは出ない。
だからそっと呟いてみる。
「そうだ、猿〇惑星を見に行こう」
こうして俺の目的地は学校から映画館へ、
行ける訳はなかった。
終わり。
ふと思い付いて書いてみたがどうだったかな?
さすが14歳だろ?中二だろ?
ま、待て、これからだよ本編は。
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