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「……やっぱり疲れたか?余り食欲もないみたいだし…」
戻ったホテルでとった、ルームサービスのディナーを前に…、
スープやアッサリとしたものしか頼まなかった誌乃を見て、慎一は心配そうにそう言った。
「……え、大丈夫だよ? ちょっと日差しが強かったからかな。
お昼のコースも、まだお腹に残ってるみたいだし 」
ていうか、貴方のキス攻撃に疲れたかも、と言いたかったのだが、それはやめておいた。
「 だいたい、こっちに来てから魚料理しか食ってないだろ。
肉も食わないと元気出ないぞ 」
「 だってこっちのお魚、美味しいんだもん。
それにお肉、レア過ぎるし…」
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