その①

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最近、俺の可愛い姫は、良く誌乃の真似をするようになった。 「 慎一さん、珈琲飲む?」 と誌乃が言えば、 「 しんいちたん、こーしーのむぅ?」 と小首を傾げる姫。 可愛いったらありゃしない。 ついニヤけながら、ああ、と返事をする。 あたしがやるぅ~、と珈琲運びをしようとする姫に、じゃあこっちをお願い、とマフィンがひとつだけ乗った皿を運ばせる誌乃。 そーっと、そーっと、真剣な顔でやって来た後、テーブルに皿を置き、満足気な顔をして。 「 えらいな 」 と頭を撫でると、エヘヘ、と嬉しそうな顔をして。 本当、可愛いったらありゃしない。( 2回目 ) 俺の隣に誌乃が座ると、すかさず姫もソファに上がろうとする。 俺は、そんな姫をガシッと捕まえ膝に乗せた。 「 いいなぁ、パパのお膝 」 そう言って羨ましそうに笑う誌乃に、エヘヘ、と得意気に笑い、俺を見上げる姫。 全く可愛いったらありゃしない。( 3回目 ) 穏やかな休日。 甘い香りが漂うマフィンを頬張る姫と、それに負けないくらいの甘い一時を過ごす。 至福の時間だ。 やがて、お腹も満たされ満足したのか、俺の腕の中で眠ってしまった姫を覗き込み、寝ちゃったね、と笑う誌乃。 俺はそんな誌乃のうなじを掴み、素早くキスをする。 もぉ、と言いながら、また目を閉じる誌乃に誘われ、更に深いキスをする俺。 そして……。 妄想劇場。END……レス。
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