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季節はずれの転校生
とでもいうのだろうか。
今日からこのでっかい寺?学校?に通うことになった私に突きつけた現実は厳しかった。
「なぁ、ええやろ?」
四天宝寺と呼ばれる学校について4分弱。
何やら数人の男の子につかまっていた。
いつのまに取り囲まれていて逃げれない様子。
「ちょっとお茶でもしよや」
………………………これはあれですか、ナンパとかいうやつですか。
でもここ学校ですよ、
しかもなんで私にナンパを、おかしんじゃないの
塚 お前ら誰だよ
私が口を開こうとした瞬間、 1人の男の子がきた。
「おいお前ら何しとんねん」
なんて男前なんでしょう。いやぁ感謝感激。
私はあれから1人の男の子に助けられてナンパから逃れましたー
『ありがとう』
ほんっと感謝感激(大事なので2回言いましたよ)
「お前大丈夫だったんか?」
『あ うん全然』
そう言って微笑む私を見て何故か男の子は顔を赤くした。
男の子にお礼を言ってすぐ別れ、職員室へと向かう。
まぁ、転校生ですから
ナンパから助けてくれた男の子
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