転校生

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ようし、ここが職員室だね、入ろうか。 ガラガラ なんの遠慮もなくドアを開けて 『失礼します。転校生ですが、』 「お」 職員室の奥から一人のおじさんがでてきた。(おじさんやないわ!お兄さんや。 「やっと来たか、俺は渡辺オサム。オサムちゃんでええで~」 『先生なんですか?』 なんともこのおじさんはゆるゆるな感じでとてもじゃないけど先生には見えない。 『こんなんやけどいちお、先生や!』 ハハッと笑うオサムちゃん(呼ぶことにした)はどうやら私のクラスの担任のようでクラスに向かっていた。 「んじゃ、呼んだら入ってきてなー」 ヘラヘラ笑うオサムちゃんは教室に入っていき、私は教室の前で待機という形になった。 あれなんか、緊張してきた。 友達できるといーな、 そんなこんな(?)で教室の中からオサムちゃんが私を呼ぶ声。 ガラガラ 入っていき、教壇の上に立つ。 黒板には私の名前。オサムちゃんが書いたのか?
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