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「和くーん。かっずくん。」
「あ?」
「いやん、連れないかずくーん。」
この、キモいしゃべり方する野郎は充永 陽斗(みちながはると)俺と同じ大学生。大学で唯一のダチだ。
俺はサークルもせず、バイト三昧。
たまたま隣の席になったこいつになつかれてからダチになった。
「なんだよ、マジで。」
「今日ね、僕のアパートの隣にさ引っ越してきた人がさ前に和くんに見せてもらった陵くん?にそっくりなんだよ。」
「陵は、死んだんだよ。兄弟もいなかった。」
「でもさ、くりそつなのよ。」
俺は、信じたくなかった。
陵は大事な幼馴染みだったしなりより・・・。
とにかく、俺は陽斗の話は無視してバイトに向かった。
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