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俺は考える振りをしながら、これなら分かるだろうと徐に教科書のページをひらりと開いた。だが、洋子のページが分からない俺にとって、それは無駄な行為に過ぎなかった。
やばい、完全に分からない。
焦った俺は無い脳みそフル回転させ、推理を始めた。
【洋子】はきっとヒロインに違いない。だってほら、なんか雰囲気がヒロインっぽいし。そして恐らく明るい性格なのだろう。…まてよ、明るいってことは彼氏持ちか?
よし、分かったぞ!
「【洋子】は彼に会うのが楽しみでしかたなかった。という気持ちです。」
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