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『自分が嫉妬する程羨んだ『最狂の中ニ病』が唯一敵わない者はただの一般人の姉』
馬鹿馬鹿しい話である
だがこの馬鹿馬鹿しさに気づかされた時、中ニ病患者達はその能力を消失するのだ
「なーんだあんたも元に戻っちゃったの?つまんない」
元に戻った原因が自分にある事がわかっていない梅子が不平を洩らした
一方、山田くんは自分の両手を見ながらボーッと放心している
と、そこで後ろからパチパチと拍手する音が聞こえた
「いやぁ、流石だね。桜子くん、梅子くん」
呑気な感じで川島さんが現れた
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