プロローグ

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そんな痛い少年少女が世界中に突然現れたのだ 力ずくで抑え込もうとしても素手はもちろん現代の重火器ではまるで歯がたたない 妄想全開の彼らには通常の武器等通用しないのだ 『ハハハ。その様なオモチャでは我の体にキズ一つつけられぬわ』 等と言われ実際キズ一つつけられないのである 『じゃあこっちも妄想トンデモ能力で対抗すればいいじゃん』 と思われる方もいるだろう もちろんあんな子供達に使えるならこちらだってと思うのだが 使えないのだ いい年した大人が真顔で 『紅蓮の炎よ』 とか言っても何も起こらないのである あえて言うなら言った本人に恥ずかしい過去として残るくらいである
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