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桃太郎は道中で犬に出会った。鬼をソロで狩るのは難しいと判断し、犬に話しかけた。
「君、俺と一緒に鬼退治に行かないか?」
「わんわん」
「きびだんごをあげるから着いてきてくれないか?」
「わんわん」
犬は桃太郎のきびだんご目当てで鬼退治に同行することになった。
次に道中で猿に出会い、彼も仲間に入れようと企んだ。
「猿さん、あなたの力を俺に貸してください」
「………報酬は?」
「きびだんごしかないが、これで勘弁してもらえないだろうか?」
「………いいだろう」
二言返事で勧誘成功。桃太郎は順調だった。
次に雉を発見し、彼女も仲間に入れようと企んだ。
「雉さん、あなたの能力を、ぜひ俺の元で輝かせてみないか?」
「なんなのよあなた、初対面でいきなり言われても、怪しいだけじゃない」
「報酬はきびだんごでどうですか?」
「べ、別に協力しないなんて言ってないわ!私はお人よしだから、困っていそうなあなたに協力してあげる。きびだんごにつられたわけじゃないから、勘違いしないでよね!」
こうして、桃太郎をリーダーに犬、猿、雉の一団「ピーチボーイズ」は結成された。
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