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「とーもこちゃんっ」
『あ、ユウキさん‥』
ユウキさんは私と二人の時だけ、とっても甘えてくる。
理由は分からない。
でも、嫌な気はなかった。
「今日も弦ちゃん達いないね?」
『そうですね‥どうしたんでしょうか…』
「んー、考えても仕方ないから二人で何かしてよっ♪」
『はいっ』
ユウキさんはとっても明るくて、ポジティブで、親近感が湧く、そんな先輩。
ユウキさんといるときは私も私でいられて、凄く楽しくて。
やっぱり、女の子同士だからなのかなって思う。
「ねぇねぇ友子ちゃん」
『っ…はい‥??』
急に手を握られたものだから、私は少し驚いてしまった。
ユウキさんを見ると、何だかいつもと違う感じがして‥
何故だか、ドキドキっと胸が高鳴った。
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