叶・恋・嫉・妬

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「よっ!賢吾!」 今日も朝から彼の声が聞こえた。 相変わらず、元気な声だった 「昨日のゾディアーツ、何か分かったか?」 『ああ、』 最初に転校して来たときは、正直コイツとは釣り合いそうにない そう思っていたが俺はいつからかアイツといることが数えるのも面倒なくらいに多くなって、そして自然と友達になった。 自由で、真っ直ぐで、バカで‥ そんなアイツが好きだった。 アイツの声 性格 大胆さ 一直線なところ 全部、全部好きだった 恐いくらいに。 だから、最近はあまり面と向かって話すことが出来なくて、この好きの意味も良く分からなかった。 ただ、俺は如月が好き それだけは分かった。
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