恋――撃沈。

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ー彼の視点 昼休みは屋上に行きたい という訳で一人で寂しくいん屋上。 ラブコメ見たいな女の子が居る訳でもなし不思議な部活が活動してる訳でも無し。 教室に居ても………転校したてで話すヤツ居ないし。嗚呼悲しき、一人ぼっち。 外見と話し方で恐いヤツと、判断されとるらしい。顔の割に話し方がやたらに冷たいために前の学校でも片手で数えるくらいの友達がしか居ないし。 マジで悲しいな。 と一人で、パンをモシャモシャと頬張るとどうやら人が来たらしい。 一人で寂しいヤツとは思われたく無い。上を見遣るとハシゴが。 「っ……せいや」 一人きて、またきて三人なった。 綺麗な校舎の割にはなんて汚い屋上だ。読んだエロ本、落書き、使用後のゴムなど平気で捨てやがる。なんで女子がこんな所に……? と思いきや、一人の女子がフェンスに寄りかかりながら長い髪を掻き上げる。  風に流れる髪がシャンプーのCMみたいだった。綺麗にカットした髪が流れ、キリッとした顔が印象的だ。この学校、モデルでも居るのか? しかもナイスラバディ。 残り二人はなんか残念。
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