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『あ～遅刻だぁぁぁ。教室行こう』
私のクラスわ１-Ｃ組
萌と同じクラスなんだー!
「あんた委員会行ってないぢゃん」
『あ～いろいろあってさ。てか今日転校生来るの？』
「らしいね～」
丁度よくチャイムが鳴り
みんなｻﾞﾜｻﾞﾜと席へつく
そして担任の川崎が言った。
「今日転校生来るからな～女子わ喜べ♪イケメンだぞー」
その瞬間…ライブハウスのように女たちの奇声が
教室を渦巻いた
『うるさいなぁ…寝れない。』
「愛莉!!イケメンだってさ!!」
おいおい…あんたわ
龍が居るだろうが。
なにみんなしてニコニコして
逆に気持ち悪いわー。
イケメンってのわ
さっきの二人組のような
王子様を言うんだよ!!
バカな女たちめ…
「転校生入れ」
きゃぁぁぁぁぁぁ!!
うるせぇー!!
まぢうるせぇ!!
「はい、自己紹介しろ～」
「塚本 零って言います。よろしくお願いします。」
ん？あの声…もしかして
そう思い顔を上げると
キューーーン!!
あの輝き!!
やっぱり朝の王子様だぁ♪
零…ゼロって言うんだ♪
「塚本わ、久遠の隣な」
「わかりました。」
嘘ー!!
まぢでー?!
王子様の隣とかラッキー♪
「あ…さっきの」
『さっきわありがと!!助かった』
「いや。別に、」
ん？さっきと態度が違う
なんで!?私だけに冷たいのよ!!
そうしてＨＲわ終わり
休み時間になった。
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