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誰もがその天才肌を羨ましがってもしかたない。
しかし、この学校にはそんな梓より偉い人物が存在するんだな。
どんなやつなのか、見てみたいもんだ。
「あにぃ、あにぃ!私友達つくりたい!」
「なぜ俺に言う。」
「だって、私が友達つくっちゃうとあにぃ嫉妬で狂っちゃうでしょ?」
俺はどれだけ極度のシスコンなんだ。
「そんなことねぇから…早く行ってこいよ。友達何百人でもつくってこい。」
「わかった!軽く1京人はつくってくる!」
さすがにそこまでの人数はこの学校に存在しねぇよ。
そのあと梓はクラスにいる生徒に一方的に自己紹介し、クラスの全員にし終わるとすぐさま教室の扉をあけて隣のクラスに走っていった。
…ほんと恥ずかしい…
「いやぁ、お前の彼女さんすげぇなぁ…天真爛漫ってのはまさにあのことをいうだろうなぁ」
恥ずかしすぎてひとりでに顔を手で覆い隠してると近くにいた「探し物はなんですか?」と書かれたTシャツを制服のしたに来ているいかにものんきそうな男が俺に話しかけてきた。
「誰だよ?お前。ていうか彼女じゃねぇ、妹だ」
「初対面の人間に誰だよはねぇだろ~僕は八王子優。気軽に王子ってよんでくれ」
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