プロローグ

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それは真夜中のとある路地。 「くっ…」 一人の少女が学校の制服に鎧をつけたような服装で、血塗れになりながらたたずんでいた。 「私は…また…守れないのか…」 目の前には炎でもとの形状もわからなくなった建物があった。 「もう何も失いたくないのに…!こんな…こんなの……!」 少女はただただ、絶望に染まる顔で涙を流していた。
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