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バタン
ドアが閉まった
「あ~ 言っちゃたよ…」
上杉はイスの背もたれに背中を押し当て天井を見上げた
千秋に誰かが告白すると聞いて慌てた
その場所に行ってほしくなくて、とりあえず準備室に呼んだ
後の事は考えて無かった
千秋がニコッと笑って準備室に来た
その顔をみたら……
「 あなたが 好きです……」
そう言っていた……
わかってる… そんな事言ったら困らすだけだ という事も…
でも 困らせたかった…誰かに告白される前に 自分が先に告白して
混乱させたかった……
きっと 今頃 動揺しているはず…
他のヤツの告白なんか聞けないぐらいに……
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