誕生

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「偉大なるエルスの王よ、もうすぐ二人が誕生いたしますが」 「よし、赴こう。名と力を授けよう」 偉大なるエルスの王 それは太陽神の事 誰も太陽神の本当の名は知らない 話しかけたのは命の神、リヴ リヴと太陽神はある部屋に向う ここは空、雲の上にある神の宮殿 「もう、生まれます」 「…そのようだ。新しき神の………湧き上がる力を感じる」 神は母から生まれない。 リヴが灯した命の蝋燭の中で、彼らは五歳程度まで成長し、生まれてすぐ言語を話す。 蝋燭の炎が揺らめき、消え、神は目を開いた 「目覚めた…」
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