メイドを試用

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所変わって公園、アパートの下にあるのだが、噴水とベンチしかないので利用したことはない。 「それでは、どうぞ」 みずきはしゃがみ込み、手を後ろへと突き出している。なんだろう、バッタの物真似かな。 「おんぶですよ、おんぶ」 「ああ、なるほど」 まさか大学生にもなって、おんぶをされることになろうとは。少し恥ずかしい気分になりながらも、みずきの背中に身体を預ける。
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