メイド型ロボ

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しかし、そんな思考も虚しく、玄関前に存在していたのは、メイド服を着た一人の女の子であった。 「あー…えっと?」 街中でメイド服を着るような知り合いは、もちろんいない。そんなインパクトの強い人物は、記憶力の悪い自分でも、さすがに忘れるはずがない。 混乱している自分をよそに、目の前にいる少女は静かに口を開いた。 「水沢さん、ですよね?」
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