メイドが二人

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朝食を食べ終えた私は、歯を磨く。いや、正確には磨いてもらう、だけども。 そして、鞄を持って玄関へ向かう。いざ外に出ようと扉に手をかけたところを、みずきに呼び止められた。 「何?」 「いってらっしゃいのキスです」 「お前は新婚さんか」 私はみずきと唇を交わし、外へと一歩踏み出した。 「いってきます」 「いってらっしゃい!」
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