メイドロボー

メイドが二人

鳥の鳴く音が聞こえて、私は目を覚ます。どうやら寝てしまっていたようだ。

誤解の無いように言っておくが、別段なにか特別なことがあったというわけではない。二人でごろごろしてるうちに、いつのまにか眠っていたのだろう。

「おはようございます」

「おはよ」

私は洗面所へと向かい、顔を洗って、着替える。まさかメイド服で大学に行くわけにはいかない。