5人が本棚に入れています
本棚に追加
俺には名乗る職業がない。
ならばどうやって生活しているかというと、困っている人を助けてその報酬をもらって生活している。
まぁ、簡単に言えば、歩くなんでも屋だ。
今は山道をひたすら歩いている。なんでもこの辺りに村があるらしい。
その村では鬼が出没するらしく、村人はソレに困っているとのことだ。
「さぞ困っているんだろうな。謝礼も期待できそうだ」
期待に胸を膨らませて、きつい山道を歩いていく。これも金の為だと思えば苦にならない。
最初のコメントを投稿しよう!