僕とアイツとアイツの彼女とその彼女の妹

ヤツは敵

「ノンちゃん…バカだなぁ。ノンちゃんがいたら、部屋の隅々まで探索できないだろ？」

「なぁんだ、そう言う事か…ってオイっ!!犯罪だろ!!家探しすんなよ!!」

「ベッドの下の卑猥な本のことは、ちゃんと黙っているつもりだよ」

「あら、ノンちゃんもそう言う年頃なの？お赤飯炊かなきゃ」

「あ、おばさん俺も何か手伝います」

「腐ってんのか!?あんたら二人脳みそとろけてんの!?じゃなきゃ僕を非行に走らせようとしているんだな!?」

とりあえずベッドの下のモノは今日中に移動させよう。