―恋詩。

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始まりはあの日、 いきなりのメール。 誰宛かもわからないまま 送られてきたメール。 あのメールが、 すべての始まりだったね。 何でこんなに 仲良くなったんだろう。 毎日毎日、メールしたね。 その中で、 お互い惹かれあった。 ……違うかな? いきなりの君からの 告白メール。 翌日、 いきなりの君からの 「別れよう」の言葉。 辛かった、本当に。 学校なんて行きたくなかった だって隣に君がいるから。 目が合うたび、話すたびに どんどん好きになってく 気がして ため息ばっかりついてた。 もうこんな辛い想い したくない、やめよう そう決心しかけたときの あのメール。 「俺、やっぱお前のこと 好きや」 勝手だと思った。けど、 嬉しくて嬉しくて たまらなかった。 「大事にする」 この言葉、 信じようと思った。 都合のいい女って思う人も いると思う。 だけど、ここで我慢して、 諦めてどうなるの? 自分の気持ちに正直に なればきっと、 幸せって掴めるんだと思う これが正しい選択か 間違った選択かなんて わからないけど、 今幸せなら、 間違いではないんじゃないかな
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