―恋詩。

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「冷めてきた」 君が言い出した事。 「別れよっか」 私が言い出した事。 身近にいる君と 気まずくなるのが辛くて 嘘をついた。 「私も冷めてきたから」 そんな訳ないのに。 未練があると思われると 君との距離が 離れてく気がして 友達に戻ろうとした あの頃の私は馬鹿。 本当は大好きなのに、 別れたくなんかないのに、 重い女でいたくなくて 嘘をついた。 どうせすぐ忘れられると 軽い気持ちでついた嘘。 「後悔」 頭にあるのはこの2文字 「私はまだ好きだよ」って 「想い続けていいかな」って 何で伝えなかったんだろう 自分のプライドを 傷つけないように 自分を傷つけてたなんてね。
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