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この様子だと残った三人もいつかは倒れそうだ。
どうするか…。
『…しょうがない。俺がしばらく手を貸すよ』
「本当か!?」
平助たちに任せておくといつまでもズルズルと引きずりそうだからな。
『病人の看病と家事は俺がやるから、平助たちは交代で巡察してくれ。休憩しなきゃ平助も倒れるぞ?』
そう言って平助の頬を軽くなでる。
「紅~!!」
平助は急にガバッと抱きついてきて俺の肩に顔をこすりつけた。
「ありがとな!助かった!!みんなもきっと喜ぶぜ!!」
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