嵐は突然に

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『じゃ、俺はそろそろ戻るよ』 縁側から隊士たちが寝てる部屋に入り、一人の隊士の頬を触る。 結構熱いな…。 『平助、たまにでいいからおでこの手ぬぐいを濡らしてやってくれ』 「わかった」 『それから、もし雨が降ったら洗濯物中に入れといてくれるか?』 「任せとけ!」 そう言って平助はニカッと笑った。 そのまま二人で玄関へ向かう。 .
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