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深哉は、適当に昼食を作り、食べ終わた
昼食を済ました深哉は、黒い色の制服を着、家を出て理珱高校に向かった
黒い制服は理珱高校の制服だ
ここで、深哉の見た目を教えよう
切らず、ただ伸びている黒髪はどこか暗く、光を感じない
顔は整っているが、中性的で女からは男と、男からは女と思われる事も稀にある
だが、やはり男だけはあって体つきは良い
それであって、痩せているから、本人は気付いていないが中学生の頃はそこそこ女子に人気だったのだ
身長は、高校一年生という割には182cmと長身だ
頭は地味に良かったりする
説明すると、深哉は理珱高校に到着していた
深哉は直ぐさま、クラスが載っている紙を見て確認する
「知ってる奴は……一人か……」
呟く
クラスは1-6、知り合いは一人
後は誰も知らない人だった
知り合いの名は、碧真 優(アオマユウ)
深哉よりも長く伸びている黒髪に、凛々しい顔付き
深哉と同じくらいの身長で、とても優しい友人だ
中学の時では女子にえらく人気があった
周りを見ると、優らしき人物はいない
恐らく、もう体育館に居るのだろう
そう思ったのか、深哉も体育館へと向かった
体育館に入ると、やはり優は体育館に居た
辺りはまだ先生が集まっていなく、殆どの生徒が友達の所に行って喋っていた
優は、椅子に座って隣の女生徒と話している
深哉は優に近付き、優の肩に手を置いた
「よっ、相変わらず女の子と仲良くなるの早いな」
「おや、深哉ではありませんか……」
優は顔を少し上げ、見下ろす形になっている深哉と目を合わせた
優と話していた女生徒は、首を傾げながら俺を見ていた
それに気付いた優は、女生徒に俺の紹介を始めた
「あぁ、すみません
彼は私の友人である狭桐 深哉です
深哉、彼女は今井 文(イマイアヤ)さん」
「よろしく、今井さん」
「こちらこそ、狭桐さん」
今井 文
藤色の長髪をし、大人びた雰囲気を纏っている
その雰囲気のせいか、上品にも感じる
顔付きは、正しく美少女と言った感じだ
「それより、お話しの邪魔でもしたか?」
「そんな事はないですよ」
「そうか、なら良かった
そろそろ俺は戻るよ」
「分かりました」
そう言って、深哉は自分の指定された椅子に座った
そういえば、今井は優と話している時、頬が紅かった気がしたが、まぁ気のせいだろう
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