銀色の夢

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そして、その夜は友人たちとの大宴会。 「独眼竜にかんぱ~い!」 泡銭は、黄金色の酒の泡と共に消えていく。 さっきまで恋慕うような想いも弾けて飛んでどこへやら。 「愛姫、まだ続けるの?」 「そうよ!全台制覇が夢なんですもの。」 うかうかしていられない。台は次々入れ替わるのよ。 それこそ、新しく出来ては消えていく泡沫のようにね。
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