一話
5/6
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
そっと壁に耳を押し付け、隣部屋の様子を窺う。 何の話なのかは分からないけれど、小さな声が鼓膜に伝わった。 かすかに聞こえる、父の落ち着いた声 それよりも小さく聞こえる 母の、嗚咽 母は、泣いている? 神経を耳に集中させ、なんとか単語だけでも聞き取ろうとした。 『ど…して…特攻隊に…こうじ、さ…』 『歌夜を…んだ…』 特攻隊 康史さん 私の名前 それが意味するものとは?
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!