怒涛のハワイ三泊四日

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「じゃあ私からね♪ …う~…えいや!」 ぽすっ マイの振りはスイカにかすりもしなかった。 「じゃあ次は私の番ね。…ふぅ…」 マコが棒を構えた瞬間、空気が変わった。 「お、お姉ちゃん…?」 マイも何か異変を察知したのかマコに話しかけた。 しかしマコは集中しているのか、マイの言葉に反応さえしなかった。 「…よし。」 マコはそう言うとゆっくりと確実にスイカに近づいて行く。 そしてマコが棒を振りかぶった時。 「…よっと♪」 「あ…」 マイがスイカの位置をずらした。 「むっ!」 まるで見えているかのようにマコの顔はずらした方へ向いた。 その瞬間、マコの一撃が放たれた。 「破っ!!」 「…え…?」 マコの振りはマイの前髪をかすり、スイカの上で空を斬った。
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