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優「はぁ…次からが俺の新しいクラスかぁ…友人できっかなぁ…」
先生の言われた方向に歩いていく優…
優「おっ?ここかな?保健室って書いてるし…にしても保健室でかくねーか?いや、保健室だけじゃなく学校自体が相当広いよな…」
(背後から)
?「まぁ…この学校は一応伝統校だからね。」
優「うわっ!?だ、誰ですか!?」
?「あ、僕かな?僕はこの学校の保健医だよ。名前は大谷誠って言うんだ。」
優「お、大谷?」
大谷「まぁ…生徒からは親しみをこめて『まこちゃん』って呼ばれてるけどね?だから優君も『まこちゃん』って呼んでくれ。」
優「は、はぁ…てかなんで俺の名前…」
大谷「そりゃ、転入生ともなると職員会議で名前くらい教えてもらえるさ。」
優「まぁ…確かに…。」
大谷「それで?どーして優君はここにいるんだい?まだ授業中のはずだが?」
優「あー…それは…遅刻してしまって…」
大谷「はははっ!転校初日から遅刻かい?君もよくやるねー?」
優「どーゆう意味ですか?」
大谷「君…確かA組だよね?A組の担任は厳しくも優しくて有名だけど…副担任ってのはね…」
(キーンコーンカーンコーン)←チャイムの音
大谷「あ、チャイムか…それじゃまた保健室に用があればおいで?」
優「ちょっと…教えてくださいよ!」
大谷「耳元で大きな声出さないでくれる?」
優「大きな声出してないし、耳元で話してませんよ!」
先生「おーい!…優!柏木優!」
優「そーだ…先生と行くことになってたんだ…。」
大谷「そう?じゃあまたこの話はここで。」
優「教えてくださいよ!?」
大谷「まぁ…その先生に会えばわかるさ…。」
優「なんだそれ…?」
先生「おーい!早くこーい!」
優「聞こえてますよ。今いきまーす!」
大谷「ははっ🎵それじゃまたね?」
優「まぁ…情報ありがとうございました。それでは失礼します…。」
(スタスタスタ)
大谷「………またすぐに会うことになるよ。必ずね…」
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