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「この荷物をとある工場に持って行ってくれ」
その男はパイプに荷物を渡し車に乗ってどこかに行ってしまった。
俺達の決めごとを利用して、パイプの仕事は裏の仕事が多くなり始めた、薬や銃はたまに出てくるようになっているそんな頃。
だから男はおおかたその系統だと思い、パイプは走った。
男は工場に着き次第、荷物の受取人に荷物を渡し次の仕事に向かった。
その五分後…
届け先の工場が爆発、工場の破片がパイプのいた屋根まで飛んで、黒煙が登っていた。
その日の数カ所で同じような爆発テロがおき、そのほとんどがパイプに運ばれた荷物が爆発したらしい。
パイプはいろんな場所に繋がっている、ビル、ホテル、駐車場、病院、その他いろんな場所、土地に繋がっている。
俺達パイプはテロの片棒を担がされた、人に繋がっているパイプは粉々に崩れてしまった…。
そして、俺達は爆発テロの犯人として、警察から追われるようになった。
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