パイプ~序章~

4/9
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
「この荷物をとある工場に持って行ってくれ」 その男はパイプに荷物を渡し車に乗ってどこかに行ってしまった。 俺達の決めごとを利用して、パイプの仕事は裏の仕事が多くなり始めた、薬や銃はたまに出てくるようになっているそんな頃。 だから男はおおかたその系統だと思い、パイプは走った。 男は工場に着き次第、荷物の受取人に荷物を渡し次の仕事に向かった。 その五分後… 届け先の工場が爆発、工場の破片がパイプのいた屋根まで飛んで、黒煙が登っていた。 その日の数カ所で同じような爆発テロがおき、そのほとんどがパイプに運ばれた荷物が爆発したらしい。 パイプはいろんな場所に繋がっている、ビル、ホテル、駐車場、病院、その他いろんな場所、土地に繋がっている。 俺達パイプはテロの片棒を担がされた、人に繋がっているパイプは粉々に崩れてしまった…。 そして、俺達は爆発テロの犯人として、警察から追われるようになった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!