プロローグ

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あなたを失ったあの日から私は傷付いて泣いた。 泣いて泣いて自分が壊れていくのがわかった。 それじゃいけないと心の中でわかっていた…… だけどこの苦しみは止める事が出来なかったんだ。 家族、親戚、友達みんな心配している事気付いてた。 それでも私は他の事を意識していられるほど余裕がなかったんだ。 だけどね? 今まで出てきてはくれなかった夢にあなたは出てきた。 でも… それは別れを告げるものだった……。 「もう俺の事は忘れて別の人生を歩んでくれ…」だなんてさ だけど私はもう弱い自分とはさよならしたかった。 だから故郷を離れて人生をやり直す事を決意したんだ。
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