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あれからどれくらいの時間が経ったんだろう…。
重い瞳を擦りながら時計を見る。
もう5時なの……?
あーあ、おやつ食べてないや (泣)
あとで看護婦さんに聞いてみよう!!
朋恭は、体を起こして窓越しに外を眺めた。
僕は、いつ退院できるのだろう…
僕は、いつ死んじゃうんだろう…
佑貴君は大丈夫なんだろうか…
と、3つの気持ちが朋恭の頭の中で交差する。
お部屋行ってみようかな…
怒られちゃうかな…
あ、そういえば明日お母さんが来てくれる日だ!!
お母さんに様子を見てもらうよ頼もう!!
それに明日は佑貴君の分のクッキーも焼いて来てくれるって言ってたし…
大丈夫だよね?
そう考えてると明日が待ち遠しくなった。
早く佑貴君の安否を確認したかったのだ…。
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