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目を開けばテレビの砂嵐
今はその光すら眩しい
独特の規則的な音で気が狂いそうだ
床に散らばったペットボトルを拾い上げ、中身を飲み干す
漸くして、昨晩は気付かないうちに寝てしまったのだと思い至る
寝相であちこちに転がってしまっているペットボトル達を一カ所に纏める
漸う時間を確認すれば午前三時
最後に時間を確認したのは午後八時
なんやかんやで結構寝ている
うっすらと思い出しかけた夢
さて、自分はどんな夢を見ていただろう
木製の硬い椅子に深く腰掛け、宙を見詰めて夢の内容を思い出そうと記憶をかき集め始めた
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