('A`)は黒マントのようです

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  ('A`)「今晩は、オ嬢ちャン。」 川 ゚ -゚)「…………」 ('A`)「此処で何しテルの?」 川 ゚ -゚)「………………」 ('A`)「ネぇ、何か喋ッてくレナい?無視とカ精神的にツラいンだケドw」 川 ゚ -゚)「お嬢ちゃんじゃない、クーだ」 ('∀`)「なんダ、喋れルジゃないカ(ニヤニヤ)」 川 ゚ -゚)「私は名乗ったぞ。お前は誰だ?」 ('A`)「ヘェ、震エてる割ニハ結構気丈な態度だナ。俺は黒マントノドクオだ。宜シく、クーちャん」 川 ゚ -゚)「成る程、黒が苗字でマントノドクオが名前か」 ('A`)「イや、違ウカらw」 ('A`)「俺の名前はドクオ。そレだけダ」 川 ゚ -゚)「それならば、黒マントというのは?」 ('∀`*)「よくゾ聞いテクれまシた!!俺こソが怪人黒マント!!この教室ハ今ヤ異次元!!クーちゃんガ俺に話シ掛けた時点デ、もう元ノ次元ニは帰れマセん!!」 川 ゚ -゚)「そうか」 ('A`)「うワwあッサりィw」 川 ゚ -゚)「元の次元に未練が無いからな」 ('A`)「えェー、小学生トシテそレはどウカと思うんダガ」 川 ゚ -゚)「しかし、無い物は無いんだ」 ('A`)「差し支エ無けレバ理由聞いテ良イかい?」 川 ゚ -゚)「一目惚れしたんだ、ドクオに」 ('A`)「成る程、ドクオに一目惚レねぇ……ってオあああアアあああああアああ!!」 川 ゚ -゚)「どうした?」 ('A`)「ドどど、ドクオって俺ッテ認識でぉk?」 川 ゚ -゚)「ああ、お前以外にドクオはいないだろう?」 ('A`)「どどどどドど、どうシて?」 川 ゚ -゚)「私に普通に話し掛けてくれた奴は、ドクオが初めてなんだ」 川 - )「私の家はヤクザでな、今までまともに会話してくれる奴は一人も居なかったんだ。もちろん、友達なんて居ない。親も抗争がどうのこうの言って、私に一切構ったりしない。組の連中はただ、私の機嫌を損ねまいと常にへこへこしていた」 川 ゚ -゚)「そんな私に話し掛けただけでなく、嫌な世界から連れ出してくれたんだ。さしずめ、ドクオは私の王子様だ。二人っきりの異次元へ駆け落ちなんて、なかなかロマンチックじゃないか」 ('A`)「クー……」  
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