12人が本棚に入れています
本棚に追加
('A`)「今晩は、オ嬢ちャン。」
川 ゚ -゚)「…………」
('A`)「此処で何しテルの?」
川 ゚ -゚)「………………」
('A`)「ネぇ、何か喋ッてくレナい?無視とカ精神的にツラいンだケドw」
川 ゚ -゚)「お嬢ちゃんじゃない、クーだ」
('∀`)「なんダ、喋れルジゃないカ(ニヤニヤ)」
川 ゚ -゚)「私は名乗ったぞ。お前は誰だ?」
('A`)「ヘェ、震エてる割ニハ結構気丈な態度だナ。俺は黒マントノドクオだ。宜シく、クーちャん」
川 ゚ -゚)「成る程、黒が苗字でマントノドクオが名前か」
('A`)「イや、違ウカらw」
('A`)「俺の名前はドクオ。そレだけダ」
川 ゚ -゚)「それならば、黒マントというのは?」
('∀`*)「よくゾ聞いテクれまシた!!俺こソが怪人黒マント!!この教室ハ今ヤ異次元!!クーちゃんガ俺に話シ掛けた時点デ、もう元ノ次元ニは帰れマセん!!」
川 ゚ -゚)「そうか」
('A`)「うワwあッサりィw」
川 ゚ -゚)「元の次元に未練が無いからな」
('A`)「えェー、小学生トシテそレはどウカと思うんダガ」
川 ゚ -゚)「しかし、無い物は無いんだ」
('A`)「差し支エ無けレバ理由聞いテ良イかい?」
川 ゚ -゚)「一目惚れしたんだ、ドクオに」
('A`)「成る程、ドクオに一目惚レねぇ……ってオあああアアあああああアああ!!」
川 ゚ -゚)「どうした?」
('A`)「ドどど、ドクオって俺ッテ認識でぉk?」
川 ゚ -゚)「ああ、お前以外にドクオはいないだろう?」
('A`)「どどどどドど、どうシて?」
川 ゚ -゚)「私に普通に話し掛けてくれた奴は、ドクオが初めてなんだ」
川 - )「私の家はヤクザでな、今までまともに会話してくれる奴は一人も居なかったんだ。もちろん、友達なんて居ない。親も抗争がどうのこうの言って、私に一切構ったりしない。組の連中はただ、私の機嫌を損ねまいと常にへこへこしていた」
川 ゚ -゚)「そんな私に話し掛けただけでなく、嫌な世界から連れ出してくれたんだ。さしずめ、ドクオは私の王子様だ。二人っきりの異次元へ駆け落ちなんて、なかなかロマンチックじゃないか」
('A`)「クー……」
最初のコメントを投稿しよう!