第二話

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52 : ◆BnhUepkPaA:2011/04/01(金) 21:21:36.37 ID:xbM8y35zO ( ・∀・)「……」 ( ・∀・)「……いや……なんつーか……」 ( ・∀・)「どうだろう。【世界(ザ・ワールド)】を手放すってのは……考えらんないな」 ( ^ω^)「だお?」 火を操るやつが氷を操るやつに勝った。 でも氷の方がいいと思ったから氷の能力に変える。 ……っていう、そんな単純な話じゃないはずだ。 集まっているのは、チートじみた能力者達。 一人、一人がいるだけで何かしらのバランスを崩すような、そんな存在。 そいつらが戦って、勝者が出たとして チートに勝利したチートを手放すやつなんか、そう簡単にいるのか? いや、いるのかも知れない。 いるのかも知れないんだけど。 (;^ω^)「……なんか、変なルールに思えるお……」 56 : ◆BnhUepkPaA:2011/04/01(金) 21:24:29.68 ID:xbM8y35zO ( ・∀・)「例えば……他に何か意図があるとか?」 ( ^ω^)「……」 「なんとも言えないお……」 不安があった。 ホントに、漠然とした不安だ。 何かが、おかしくなっていっているような不安。 60 : ◆BnhUepkPaA:2011/04/01(金) 21:26:16.52 ID:xbM8y35zO ――――――某所 「はぁ……はぁ……!!」 「はぁ……どうなってるの……」 「なんで……」 ζ( ー *;ζ「なんで……内藤さんがどこにもいないの…?」 何かが動き出しているような そんな不安があった。
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