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火鉢に龍馬と桔磨は向かいあい座った。
「どうじゃた蝦夷は」
「龍馬…おんしゃ相変わらず挨拶のでけん男よのう…」
龍馬はにこにこして待っている。
「蝦夷はマッコト広いぜよ」
龍馬は嬉しそうに頷く
「京中の浪人全部が行ってもまだ余る…」
「そうか…では屯田兵の受け入れは問題ないな…」
龍馬は急に厳しい顔付きなり
「今、京では新撰組や見回り組が盛んに浪人狩りをやっちゅう…長州も何やら不穏な動きをみせちゅうし…まずは浪士の安全を計らねばならん」
「俺はもう蝦夷にはいかんぜよ」
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