第一章~説教を…~

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「なんなんだぁ!あの教師!」 叫んでいるのは、マユ・フルバスター。現在、8年生の生徒である。(そちらの世界でいうならば、中学2年) 「うるさいよ!マユ!」 彼女の名は、アユ・テイルズスト。 「まぁ、あれはあんたがいけないよ?」 彼女の名は、ナミ・ケットペガサス。 「再放送見れなくなった…」 彼女の名は、ユイ・フルクイーン。 彼女達はマユ・フルバスターの補習に巻き込まれたクラスメイトである。 「みんなごめんね…」 実は、マユ達が補習を受けたのには、説明に約1時間もいるほどの事をしでかした事により、補習になってしまったのである。 静まり返った廊下を4人の足音だけが響く。外では、下校完了時刻を過ぎても話してる生徒が、多々いる。 誰も口を開かなかった。 トボトボと、昇降口に向かう。 沈黙を破り、 「遊び行こっか!」 いつも、そんな事を滅多に言わないナミ・ケットペガサスが話した。 「ナミ、珍しい!」 「ほんと!いきなり、どうした?ナミ!」 「雨降るんじゃね?」 ユイ、マユ、アユは口々にナミに驚きの言葉をかける。
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