4/7
32人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
俺らがいつから4人でいるようになったのかまったく誰一人として覚えてはいない。 だけどなぜかダラダラゆる~い関係を保っている。 きっと大人になってもそうなんだと思う。 みんな他に仲のいい友達はいるけどなんだかんだ一番仲良いと思ってるのは4人だと思っている。 そんなこと口に出さなくてもわかっている。 小学生、中学生時代に好きな人もかぶっていたりもした。だけど一度も壊れたことはない。それはきっと好きな人がいくらいい人でもそれ以上に俺らの絆がかたいから。 ―――――――――……… 慶:俺らも18か~ 成:社会人という実感ないからな。笑 貴:だろうね。笑 祐:成初給料でおごってね✨ 成:はぁ?💧 慶:楽しみにしてるから♪ *この何ヶ月後かにこいつらに度々おごらされたのだ。 慶:そうだ、中学でさ成が大失恋したの覚えてる?笑 祐:もちろん!! 成:やめてくれ。 貴:過去は過去だよ! そう、中学の時に俺は大失恋をしたのだ ━━━━━①中学生━━━━━ 俺と慶一郎は同じクラス。 慶:成~ いつ告白すんの~ 成:うるせぇ 実はこの時慶一郎も同じ奴を好きだったのだ 慶:当たってくだけろ!! 成:くだけてどうするんだよ!! 慶:そっか!! 成:はぁ~…。 そして部活時間 慶一郎は部長 祐也は副部長 慶:10分休憩!! 祐:さっさと告白しちゃえ~ 貴:だね。笑 成:いつかな 慶:山下に取られるぞ? 山下とはうちのクラスの委員長で成績も優秀スポーツ万能性格もかなりいいやつ おまけにやけに俺の好きなやつと仲がいい それで話しはめちゃめちゃ進んじゃうけど俺は告白をして振られて高校2年生の冬に山下とその子はくっついたわけ。くっつくのおそすぎだけどね
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!