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地球Side
西暦2013年6月
「あぁ~、今日もだりぃ依頼だったぜ」
一人の袴(はかま)姿の青年がこの世の中にも関わらず両腰に刀を挿して背中にも大太刀を背負って歩いていた、勿論そんな格好していれば
「君、少し待ちたまえ」
警察に捕まって周りからは
「ちょっと、何でこのご時世にあんな格好しているのよ」
「ね~、有り得ないわ、時代錯誤も良いところだわ」
おばさま達が話していた
「あぁ!?」
青年は目付きがただでさえ悪いので端から見ればただのチンピラだ
「君、名前は?」
警察がそう言うと
「鬼龍 零だけど?」
青年…零はあっさり答えた
「…」
警察は名前を聞いて固まった
「もう行くぜ?職務しっかりな~」
零は固まった警察をよそに普通に歩いて行った
数分後、零は鬼龍組と書かれた札が付いてる門の前にいて、おもむろに
ガンッ バーンッ
蹴って開けると
「「「お帰りなさいやせ!!御頭!!」」」
ヤから始まる人達が並んでいた
「うるせぇ、仕事に戻れ」
零がそう静かに言うと
「「「へい」」」
と言って散った、零は散ったのを見て家の中に入った
零は部屋の仏壇で手を合わせていると
スッ
「お帰り、零」
障子を開けて金髪碧眼の零と同い年の青年が入って来た
「おう、ただいま、シーク」
零は入って来た青年…シークにそう返した
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