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(ここ、父さんと母さんに会った空間に似ているな)
零は真っ黒な空間を飛んでいた、零の親は零が小さいときに殺されていて、今と同じような空間で会ってあることを教えられた
(おっ、もう着くな)
零は進行方向に光が見えてそう思った
しばらくすると
パァー
零は眩しく目を閉じていて光が収まると目を開けて最初に目に入ったのは
「あなたは誰ですか?」
零を見上げている少女だった
「我が名は零」
零は笑顔でそう言った
「私の名前はレイラ・エクスペリオンって言うの」
少女…レイラはそう零に言った
「レイラか、良い名だ」
零はそう言った
「契約してくれる?」
レイラは首を傾げて聞いた
「うむ、問おう、汝が我のマスターで、我を操れるか?」
零は頷いてレイラに聞いた
「んっ…」
レイラは頷いた
「良かろう、我、汝と契約を交わす物、汝何の為に力を欲っする?」
零がそう言うと
「みんなを見返す為」
とレイラは言った
「(面白い)了承した、我、之より主の剣となりまたある時は盾となり、主を助けよう」
零は心の中でニヤリと笑い、跪いて手の甲にキスをした、さながら騎士が姫に忠誠を誓うようだ
「これで契約完了だ、我が主よ」
零はそう言うと右手の甲に白と黒の翼が付いている剣の紋章が出来た
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