君の身体を蝕むほど

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君は何かに怯えていたね。 俺を見る君の目には、警報機の赤が見え隠れしていたよ。 だから、壊してあげる。 もう怖くないように。 君には俺がいればいい。 それ以外は必要ない。 壊れた警報機は音を鳴らすことをやめた。
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