♯2

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「ヒィィイイイ!!!!Help me!!!!!」 無駄に発音の良い英語を叫びながら、そんなに広くも無い副長室を走り回る。 刹魔はその場にあった紙をふんずけてしまい、隅の方まで転んでいった。 「や、ちょ、待ってよ、トッシー!? あばばば、刀あたってるゥゥウウウ!!!」 「そりゃァ、当たるようにしてっからだよ。…それと、どさくさにまぎれてトッシー言うんじゃねェよ。」 余程、トッシーに腹がたったのかポンポンと刀で肩を叩いてきた。 「おっかないよォォォォオオオオオオ!!!!」 生命の危機ィィィイイイイイ!!!! 生命の危機だからァァァアアアア!!!! えぐえぐと泣き始めた刹魔。 するとスパーンと襖があいた。 「土方さァァァアアアアん!!!!」 また無許可で沖田が副長室に入ってきた。 「だァァァアアアアかァァァアアアアらァァァアアアア、 返事を待てって言ってんだろォォォォオオオがァァァアアアァァ!!!!」 土方の注意が沖田にいった瞬間、刹魔は光の速さで沖田の後ろに隠れ、沖田の袴にしがみついた。 「うががが、沖田さんん」ガチガチ 「何したらそんなに震えるの? あ、馬鹿だったねごめん。」 「哀れまないでよォォオオオ!?!?」 すると土方は沖田と刹魔の方を向き刀をふった。 .
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